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ユニフォームの心理的効果

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1、服装は清潔感が基本!
ユニフォームに関する実験については、数多くの国の多くの学者たちによって行われてきました。それらの実験が結論付けている事実としては、「同等の人としてそれなりの扱いを受けたいのであれば、『まずは清潔感を感じさせる事。少なくとも汚らしい感じを与えない事』が大切」というのが定説となっているようです。お客様に対し同じ内容のサービスを提供する際に、汚れたユニフォームを着ていた場合と綺麗なユニフォームを着ていた場合では、お客様の満足度が変わってくるといった影響も出てきますので、スタッフの服装(ユニフォーム)を揃えることによって、お客様に快適に過ごしていただけるように心がけましょう。

2、色による印象の違い
ユニフォームなどの色の違いは、人に対して与える印象に大きな影響を及ぼします。近年、アメリカの大統領選挙に関する演説や討論会などで、男性候補者が場合によってネクタイの色を使い分けているという話が有名になりましたが、これも「スーツ」というユニフォームを着る上で、ネクタイの色が人に与える影響の一つです。
他のユニフォームに関しても同様の事が言えますので、職業や立場によってユニフォームの色を変えることは重要なポイントとなってくるのです。

以下はそれぞれの色に対する、人が感じる効果です。【色彩効果】

青「厳しさ」「安定感」「落ち着き] 赤「情熱」「パワー」「積極性」
白「清潔」「純真」「潔白」 緑「癒し」「安らぎ」「新鮮」
黒「安定」「重厚」「陰気」 黄「元気」「明朗」「闊達」

これら効果を考えながら、ユニフォームの色を決めてみてはいかがでしょうか。
3、結束力の向上につながる。
ユニフォームを着ることによる効果として、同じ集団として認識されることが挙げられます。ユニフォーム着用により、同じ企業の人間であることが内部・外部それぞれから認知できるためです。これをそれぞれ内部認知、外部認知と言います。ユニフォームを着ることで、会社や職業が分かりやすくなると同時に、外部からのイメージをコントロール出来るようになるのです。
また、ユニフォームは組織文化を変えられるツールでもあります。集団としてまとまっていると認知される程度を表す専門用語に「集団実体性」という言葉があります。同じ企業や会社の仲間との間では、同じものを着ることで仲間意識が高くなります。外部からは、同じ会社の人間として、認識されやすくなるのです。私たちの知覚は、既に頭の中にあるデータを基に判断されるため、職業が分るのです。過去にそのイメージを持たなければ、なんだろうとよく観察したうえで結論を出しますが、過去のイメージとかけ離れていれば分かりません。企業の対外イメージは服装がバラバラでは変えられませんが、ユニフォームならコントロール出来るのです。

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